2018.10.12
セミナー
Z会様にご協力をいただき、「受験の先を見据える能力育成」についてセミナーを開催しました。
【当日の内容】
1. イントロダクション:高校・大学入試・大学の在り方が大きく変わる「高大接続改革」
2. Z会の取組み
2-1.「教育×テクノロジー=EdTech(エドテック)」を駆使した「受験とその先を見据えた力」の育成
2-2. 経済産業省「未来の教室」実証事業 途中経過報告
2-3. ICT活用による「探求学習」と「偏差値にとらわれない」学力育成
野本講師からは、
「高校・大学入試・大学の在り方が大きく変わる【高大接続改革】。社会の要請にこたえる形で英語のスピーキングを含む【英語4技能】や、記述式問題の導入など入試改革に目が向けられがちですが、場当たり的な受験対策よりも【変化の激しい社会で生き残る】ための素地をどう身に着けていくかが重要です」
とのお話がありました。
その後、Z会の取組みについてのご報告。会場の皆様とともに、思考力や表現力、多様性(ダイバーシティ)受容性など、従来の「偏差値」に囚われない、より立体的な”学力”をどう育成するかを考察しました
【講師紹介】
野本達哉(のもとたつや)
1982年、静岡県生まれ。 工学院大学大学院情報学専攻 修了後、2009年KDDI株式会社入社。英語での国際通信回線の手配・障害復旧などを手掛けるエンジニア、 学校のICT化を支援するSE、IoT企画職を経て、2017年5月にZ会 ICT事業部に転職。 現在は、教育をICTで拡張する、いわゆる「EdTech」の領域におけるマーケティングを担当。 大学受験時の数学の疑問が海外の「動く教材サイト」で一瞬で氷解した経験から、学生時代は情報工学×教育 の分野を専攻、 就職後も会社の活動とは別に、「一般社団法人 iOSコンソーシアム」という組織で、学校と企業が一緒に教育のICT化を考える 「文教ワーキンググループ」という組織の座長も務めており、公私ともに「教育のICTによる拡張」を追究している。